恋愛の詩



この物語

二人だけ

始まりは公園だったね

バイクに乗ったあの時も

クルマに乗ったあの時も

忘れない

始まりは

あの日

あの時

あの公園

キスから始まる

二人

サッカーボールを蹴りながら

じゃれあった

ゴールポストにもたれかかり

疲れを露わにする君

「もう走れない」と言う君



君に近づくボク



内心ドキドキ



肩に手を置き

「大丈夫?」と聞く

君はうつむく



ボクはその手を

君の頭に移す

そして

ボクは

君に口吻(くちづけ)をした

二人のはじまり







君を後ろに乗せ

バイクに跨り(またがり)

出かけた

横浜中華街

夜の山下公園

闇を探し

二人で隠れた

重なる唇





君を横に乗せ

ハンドルを握った

オープンカー

出かける先は山の頂上

走る長く曲がりくねった峠道

深夜の宇宙(そら)は

まばゆく光る

無数の星たち

流れる星を二人探した

身体寄合い

肩を抱く

触れ合う頬

いつしか

二人は星空の下

唇を重ね合わせていた







星空の下

永遠を誓う二人

約束の時













好きだと



言えない



二人の



関係



互いに



判っていても









それが



何を



意味するのか



逃げない



逃げられない











二人の



気持ち



行き場がない









言わなくても



判る



二人



互いに



小さくても



そこにある



二人の



気持ち









いつまでも



いつまだたっても



二人変わらない



その壁は



乗り越えちゃいけない



その線は



越えちゃいけない









許される



その時が



来るまでは。。。














今夜のボクは



いつもとは



ちょっと違う



何も知らない



いつもの



ボクよりも



君への想いが



ちょっと強い



いつもなら



通らない帰り道



寄り道をして



程よく酔ったボク



会う事のない時間に



君を見かけた



うつむいたまま



イスに腰掛けている



近くを通り過ぎる



その瞬間に



訳が判った



そして



動かなくなった



ボクの心



君へと向かう



ボクの身体



いつもなら



なんて言って良いかさえも



解らないのに



程よく酔ったボク



会う事のない時間に



君を見かけて



嬉しい反面



心配なんだ



いつのまにか



ボクは君に



話しかけていた



今夜のボクは



いつもとは



ちょっと違う



何も知らない



いつものボクよりも



君への想いが



ちょっと強い










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